筋肉痛時の運動について

筋肉痛時の運動について

例えば、突然体を鍛えようと思い立って、筋トレを始めたとします。ところが初日に意気込み過ぎて、筋トレ二日目には早くも筋肉痛になってしまったといったケースはよくあることですよね。

 

こういった場合、二日目以降筋肉痛を我慢してトレーニングを続けるか、筋肉痛が回復するまで休むかは悩むところでしょう。一見、無理をして筋トレを続ける方が筋力アップの効果がありそうに感じますが、それは間違った認識だといえます。

 

筋肉痛になってしまったら、回復するまで休息を取るのが正解なのです。これには、筋肉痛解消と密接な関係にある「超回復」という仕組みが影響しています。

 

超回復というのは、運動により損傷を受けた筋肉組織が、再び回復することで以前よりも強い状態に生まれ変わることを指します。つまり、筋肉痛が起こっている最中というのは筋肉の回復が進行している状態だといえるのです。

 

そのため、回復進行中に再び運動をしてしまうと、超回復が行われず筋肉の回復をより遅らせる結果となってしまうわけです。よく、筋肉痛の状態で筋トレを行うことが、より鍛えられると勘違いしている方がいますが、そういった間違った認識はこの機会に忘れるようにしましょう。

 

このように、筋肉痛の状態の中無理をして筋トレを続けると、最悪の場合布団から起き上がれない程のダメージとなる場合もあるのです。筋肉痛が回復するまで休んだとしても、それまで行ってきたトレーニングが無駄になることはありませんから、休む時はしっかりと休むことが大切ですよ。

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