筋肉痛が起こりやすい運動とは

体を動かしたり運動したりすることで発生する筋肉痛ですが、運動の種類によって筋肉痛の発生率も変わってきます。このような運動によっての違いを知っておくことは、効果的な筋肉痛予防にもつながりますので、ここで少し勉強しておきましょう。

まず、運動全般でいえることとして重要なのは「急激な運動を避ける」ことです。特に慢性的な運動不足といった方は、急に激しい運動を行うと高確率で筋肉痛が起こってしまいますので注意が必要です。

このように運動不足の傾向がある人は、筋肉が通常の人よりも固く、冷え切っている状態だといえます。そこで急激な運動をすると、筋肉に対して大きなダメージとなるのは明らかですよね。

また、筋肉が固くなっているため、ケガなどを引き起こしてしまう可能性も高いといえるでしょう。そして、運動をするといっても、軽いウォーキングをする場合と本格的な登山をする場合とでは、筋肉痛になる率も全く違ってきます。

まず、ウォーキングの場合1時間実践するならば、準備運動として開始前に10分程度のストレッチをしておくと大丈夫でしょう。ですが、本格的な登山となると開始前に多少の準備運動をしたぐらいではほとんど効果はありません。

最低でも一週間程度前から、準備運動として徐々に体を慣らしておく必要があるのです。また、登山では上りよりも下りの方が筋肉痛になりやすいといえます。このように、運動の種類によって筋肉痛の発生率は変わってきますので、状況に合わせて適切な対策を取ることが重要だといえるでしょう。