時間や運動量と筋肉痛の関係

体を動かすと筋肉痛になってしまうことから、運動するのを控えてしまう方も多くいらっしゃいます。特に、翌日大事な仕事があったり用事があったりする場合、前日はあまり体を動かさずにいようと意識することもあるでしょう。

こういった行動は筋肉痛を予防するには効果的だといえますが、あまり気を使いすぎると全く運動が出来なくなってしまいますよね。そこで、どの程度運動したら筋肉痛になってしまうのか、ここで少し考えてみましょう。

まず、運動量の多さによって筋肉痛になる率というのは、個人差が非常に大きいものだといえます。重要なのは、運動する時間や量ではなく「運動前の準備や運動後のケア」だということを頭に入れておきましょう。

つまり、運動をする前に準備運動をしておいたり、運動後にマッサージを取り入れたりすることで、筋肉痛になる率を抑えることが出来るのです。また、自分の体に合った運動量をしっかりと把握しておくことも非常に重要です。

これまで全く運動をしていなかったのに、突然10kmのマラソンを始めるといった無謀なことは避けるようにしましょう。マラソンを始めるにしても、最初は短い距離から始めて少しずつ体を慣らしていくようにすることが大切です。

また、運動を行う時間についても体に無理がかからない程度に実践していくようにしましょう。最初は5〜10分といった短い時間の運動を心がけ、慣れてきたら時間を伸ばしていくようにすると効果的です。このように、自分の体と相談しながら運動することが、筋肉痛予防には大切だといえるのです。