日々の入浴で筋肉痛予防
筋肉痛を予防するためには、運動後のケアが非常に大切になってきます。ケアの方法は様々ですが、お勧めの方法としてはやはり「毎日の入浴」が最も効果的だといえるでしょう。
入浴タイムは、筋肉の疲れだけでなく体全体の疲れを取り除いてくれる癒しの時間です。普段はシャワーだけで済ませている人も、運動をした日などは翌日以降の筋肉痛に備えて湯船に浸かるようにしましょう。
湯船に浸かる際は、お湯の温度をぬるめに設定し、普段より少し長めの入浴時間を取ると良いでしょう。また、筋肉痛の予防や改善に効果がある方法として、温かいお湯と冷たいお湯へ交互に入る入浴法がお勧めです。
ですが、通常自宅のお風呂には湯船が一つしかありませんから、そういった場合はシャワーを利用して実践してみましょう。具体的な方法としては、まずシャワーで冷たい水を浴びます。
そして、次に湯船に浸かるかシャワーで温かいお湯を出して浴びるようにします。この時の冷たい水は17〜20度程度、温かいお湯は40〜42度程度です。このように、冷たい水、温かいお湯と交互に5回〜10回程度続けましょう。そして、最後は冷たい水で終わるようにします。
このように冷たい水で終わることで、お風呂から出た後も血行が良い状態が続き、翌日以降の筋肉痛を抑えることが出来るのです。ただし、冷たい水を浴びる際は心臓に負担がかからないように、心臓から遠い位置にある足先や指先から徐々に浴びるように注意しましょう。
また既に筋肉痛が発生しているといった状態では、冷たい水は浴びずにぬるめのお湯にゆっくり浸かる方が良いでしょう。